「産土の神様 祀りたら、信者出来たら、国魂の神様祀れよ。
次に大国魂の神様 祀れよ、世光来るぞ」
「仏、基、マホメットの神様、世の元からの生神様、
百々の神様、産土様、よきにまつり致し呉れよ」
「産土さまによくお願いなされよ。忘れてはならんぞ。
宗教にこり固まって忘れる人が多いぞ」
今回はこの神示の内容については割愛するが、
産土神を忘れてはならないということである。

Wikipediaには次のように説明されている。
「産土神は、神道において、その者が生まれた土地の守護神を指す。
その者を生まれる前から死んだ後まで守護する神とされており、
他所に移住しても一生を通じ守護してくれると信じられている。
産土神への信仰を産土信仰という。
氏神と氏子の関係が血縁を基に成立するのに対し、
産土神は地縁による信仰意識に基づく」
但し、産土神を人格神的に捉えると外在神信仰になる為、
自分の人生に大きな影響を与えている出生地の、
大地のエネルギーとして捉えると良いだろう。

須藤アキオ氏は著書、
『王仁三郎の霊界物語は科学でこう解ける』
の中で、このように述べている。
「出口王仁三郎が、
『自分の天賦の霊魂以外に他の神がかかって守護することはない』
と著わしているように、何らかの霊や神が守護しているわけではなく、
心の中のそのような顕れに過ぎない。
たとえば、産土の神(土地の守り神)が守るというのも、
村長が村民の世話をするのと同様で、
直接産土の神が来て守護するというわけではない」

「産土」の画像検索で上の本が出てきて、
サイトに飛ぶと色々と書かれていたので紹介したいと思う↓
神道を学びたいのですが、どこから始めたらよいのですか?
まったく見当がつきません。
「父と母と産土の神」が、神道初めの第一歩だね。
ここから始めるのが一番よい。これを飛ばしてしまっては、
どれほど学びを重ねても、実りは得られないね。
えーっ、神さまのことから始めるかと思ったら、
お父さんお母さんから始めるのですか?
「己を知る」ことが悟りの極意であると言われるでしょ。
先ずは自分が肉体形成してこの世に生まれることができたのは、
父と母と産土の産霊(むすび)があったからなので、
そこから始めるのがよいのだよ。
わかりました。でも、それは肉体のことでしょう。
肉体については確かに、お父さんお母さんから始めるのは納得できるけど、
霊魂のことは、やっぱり神様から学び始めるのが大事じゃないかしら。?
鋭い指摘だね。実は父親の背後に父なる神(イザナギの神)、
母親の背後に母なる神(イザナミの神)がいらっしゃり、
父と母とに親孝行するということは、
イザナギ様とイザナミ様につながることになるんだよ。
えーっ!お父さんお母さんに親孝行することが、
イザナギの神さまイザナミの神さまにつながるって、
ビックリだ!それホントですか?
親孝行には人の運命すら変えるだけの力があるのは、
親孝行が神様につながるからだよ。
鎮魂の奥義に至る第一関門も「父と母と産土の神」なんだよ。
【内容紹介】
神道を学びたい、その基礎は何か、何から始めるか。
本書が明快に答えます。
あなたの一番身近な所(父母産土)から始めるのが最上の道です。
産土の神とは何、あなたと産土の関係は、
産土様の働き、産土神からお蔭を戴く方法等を学びます。
身近な産土神と先祖(氏神)に手を合わせることが、神道の出発点です。
神道は運命を開く道です。
産土の神を心の中心に置く日本人本来の心(神道)を取り戻しましょう。
宗教信仰者やスピリチュアルに興味を持つ人も本書で、
改めて人生の土台を築く必要を感じるはず。
************「父と母と産土の神」より抜粋*******************
あの世には、誕生を待つ霊魂が多数います。
一方、この世には、子どもを欲する夫婦がいます。
そこで、その夫婦の住む土地の産土の神が、
その夫婦にふさわしい子どもとなるべき霊魂を見出し、
子どもの霊魂と夫婦とを結びつけるのです。
よく子どもが両親を選んで生まれてくるといわれますが、
その子どもの霊魂の希望も考慮して、
その子が人生で学ぶべき事柄も考慮して、
最終的に産土の神さまが決断して、
子どもの霊魂と両親とが結ばれるのです。
父の力、母の力、産土の力の三つが結ばれて、
子どもが誕生するという摂理があるのです。
(『父と母と産土の神』第三章より)
転載終了

上記の説明は『日月神示』の次の言葉を思い出させる。
「よく見て下されよ。一であり、二であり、三であらうがな。
三が道と申してあろう。陰陽二元でないぞ。三元ぞ。三つであるぞ。
・なくてはならん。・にもかくれた・と現われた・とがあるぞ。
このこと先づ心得て下されよ。
そなた達は父と母と二人から生れ出たのか。
さうではあるまいがな。
三人から生れ出てゐること判るであらうがな」
イエス・キリストを例に挙げて解説しよう。
イエスは処女マリアから生まれたとされるが、
それは天文学に基づく神話の投影であり、
実際に処女から生まれたということはない。
一説では司教ガブリエルとの間の子だとされているが、
2人の男女から生まれたことは間違いない。
だが、イエスは処女マリアから生まれた事になっており、
イエスの父は「天の父」である。
これはイエスに限った事ではなく、
人間の誕生には両親以外に「天の父」が介在しているのだ。
それが前述の説明では「産土神」ということになるが、
産土神は「地の神」なので「天の父(神)」ではない。

それについてはあまり考察する必要はないと思うが、
イエスが言う「天の父」とはハイヤーセルフである。
それは艮の金神(バアル≒ルシファー)であり、
天の神でもあるが「地の神」としての側面もあるのだ。
「産土神=ハイヤーセルフ」ではないが、
子供の誕生に大きく関与していて、
生涯の守護神としての役割を持っているという意味では、
ハイヤーセルフと同じような概念で捉えることもできる。
両親への感謝の大切さは過去に何度も書いてきたが、
それと同等に産土神への感謝が大切だという話である。
ついでに言っておくと、肉体の両親への感謝と同等に、
魂の親であるハイヤーセルフへの感謝の大切さも説いてきたが、
その意味では産土神をハイヤーセルフとして捉え、
「型示し」として産土神を外在神的に信仰するのも悪くはない。

いずれにしても、産土神を蔑ろにしてはいけないということだが、
生まれ育った地に住んでいるという人ばかりではない世の中で、
産土神社に参拝できないという人も多いと思われる。
その場合は帰郷の際に産土神社に参拝し、
そこの土を持って帰って祀ると良いだろう。
産土神社に行く機会のないという人は、
いま住んでいる地域の氏神への参拝と、
ハイヤーセルフへの祈りで良いと思う。
また、「日月神示に基づく祝詞」に産土神が出てくるので、
それを奏上することでも産土神への祈りとなる。
参考までに、私が最近、
産土神社に参拝した記事を参考にして頂きたい↓
魔界再臨の御用(新撰組の町と前世の自分の墓参り編)

また、多忙な現代人に祈り地獄の生活は大変なので、
ロゴストロンLやRCの活用もお薦めである。
【産土神働き】
産土の神々の働きを発動させるプログラム
■言霊発信装置の「超人クラブ」
http://logostron.com/?n=zero-h

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