2015年07月29日

人間の愛を破壊する魂の覚醒剤

愛について書き足りない部分があったので追記しておきたい。

一般的に「愛」というと、エロス(男女の愛)や
概念的なアガペー(人類愛)を指すが、
真の愛は本質的なアガペー(神の愛)である。


恋愛はエロスに属するが、
これは一種の宗教のようなものだと言える。

「相手のことを愛している」という自己催眠、
あるいは相手の好きな部分をクローズアップして、
恋をしている自分に陶酔していたり、
相手の気持ちに応えるために好きになる努力をしたり、
あるいは「愛してる」という相手の言葉に
マインドコントロールされたりなど、
要するに動物的な性本能とマインドによるものなのだ。


また、理由もなく衝動的な恋愛感情、
いわゆる激情や溺愛などというものも単なる自我である。

そのように断言すると反論があると思うので予め言っておくが、
単純に自我と言っても人間の思考や感情は憑依霊によるものが多い。


従って、2人に憑いている憑依霊同士の恋愛だったり、
前世で特別な関係の2人だったということもあるだろう。

いずれにしても、激情や溺愛というものは自我の感情であり、
真の愛と混同するのは大きな間違いである。


家族愛も肉親の情による一種の宗教だが、
私は決してそれらを否定しているのではなく、
男女の愛や家族愛を通して真の愛に近づいていくものなのだ。

とは言え、男女の愛や家族愛を拡大していくことで、
人類愛に到達する試みは何度生まれ変わっても不可能で、
魂を半覚醒させることが重要なのである。

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今のところ確かな根拠はないが、
私が一応「半覚醒者」と認めている聖者カルキは、
愛について次のように語っている。

もちろん、私もこれを読んで同感だから紹介するのだが、
まずはお読み頂きたいと思う↓


質問者:愛とは何でしょうか?
もし愛が、私の内側に常にあるべき感情ならば、
私はどうすべきですか?


バガヴァン:「愛とは何か」については話をすることはできません。
「何が愛でないか」については話すことはできます。

愛とは付属するもの(愛情・愛着・執着)ではありませんし、
誰かをコントロールすることでもありませんし、
誰かを利用することでもありません。
あなたが思いつくようなものではないのです。

愛とは、「あなたが存在していない」ときにあるものです。
そのため、私たちは決して愛について知ることはできないのです。

例えば、決して神について知ることはできないけれども、
神を体験することだけはできる、というのと同じです。
愛について知ることはできませんが、体験することはできます。

ひとつだけ言えるのは、「愛とは無条件だ」ということです。

もし誰かが単に外見が良いからとか、お金持ちだからとか、
人気があるから、というような理由で愛しているとしたら、
それは愛ではありません。

しかし、もしあなたがどんな理由も見つけられないとしたら、
きっとそれは愛を発見したのです。
そのような愛は無条件のものです。

これは、決して架空のものではありません。
何千人もの人々がすでにそれを体験していますし、
あなたも体験することができます。

それこそが、人類の存在している目的です。
さもなければ、人生は価値のないものになってしまいます。


質問者:あなたの恩寵によって、一生懸命に努力すれば、
私たちは理由のない愛(無条件の愛)を発見できるのでしょうか?


バガヴァン:あなたは愛する努力をすることはできません。
愛は決して始まりません。
愛について、あなたには何がわかっていますか?

あなが知っているのは、ジェラシーであり、
自分勝手な思いであり、怒りや憎しみであり、愛の欠如です。
そのために愛に飢えているのです。それがあなたがたの真実です。

あなたは決してマハトマ・ガンジーではありませんし、
スルダスでもありませんし、
ラーマクリシュナ・パラマハンサでもありません。

あなたは、今のあなた自身でしかないのです。
そうではありませんか?

ですから、あなたがすべきことは、
「あなたに愛がないということにハッキリと気づくこと」だけなのです。
あなたは、このことを受け入れる必要があります。
この事実と向き合うべきなのです。

自分に愛がないことに気づけば、愛は自動的に始まります。

あなたは、愛を得ようと努力してきましたが、
あなたのどこが変わったでしょうか?少しでも変わりましたか?

あなたは前のままです。

ですから今、何かになろうとする努力はやめて、
あるがままの自分でいるのです。
自分の心の中にあるおどろおどろしいものをしっかり見るのです。

誰かがあなたのところに来たとき、あなたは笑顔を浮かべながら
「こんにちは、いらっしゃい」と言うかもしれません。
でも、それは真実ではありません。

内側では、「あいつは何をしにきたんだ?」と思っているのです。
愛想の良い仮面をかぶっているのが真実です。
あなたは、決して「真実のあなた」を表情に出すことはありません。
真実をずっと遠くに置き去りにしているのです。

私の前でさえ、仮面をかぶっている人たちもいます(笑)
もちろん、私はそのような人たちとも合わせながら対談します。

なぜ、彼らの仮面を取り去らなければならないのでしょうか?
私はそんなことはしません。
彼らにとって大きな痛みになってしまいます。

その仮面は、社会・教育・文化的背景に起因しています。
人々は、仮面をかぶることが
この世の中で生きていく唯一の方法だと思っています。

人が結婚すると、最初二人の関係の中には喜びがあります。
しかし、徐々に妻は仮面をかぶり始めます。夫も仮面を成長させます。
そして、仮面と仮面が対応し合うようになっていくのです。

そこでは、真の自分は引っ込んでしまいます。
そうなると、二人の関係の中に、もはや喜びはなくなります。
こうして、私たちの心は閉ざされていくのです。

ですから、私たちがみなさんに話していることは、
「自分がかぶっている仮面に気づいてください」ということだけです。

「自分が行なっているゲームに気づいていください」

ただそれだけなのです。

私はみなさんに「聖者や賢者になりなさい」と言っている訳ではありません。
みなさんはおどろおどろしい人間ですし、ひどい人間です。
そうではないですか?

それを抱きしめてください。
「私はおどろおどろしい人間だ。私はひどい人間だ!」と。

それをも愛するのです。
自分自身のありのままを愛するのです。

そうすれば、突然、とてつもない奇跡が始まることに気づくでしょう。
みなさんはそこで、無条件の愛を発見するのです。



転載終了

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私は愛について明確に説明することはできないが、
聖者カルキも冒頭で、
「愛とは何かについては話をすることはできません」
と前置きをしている。

これはつまり、本当の意味で真の愛を理解していない、
すなわちψ7を感覚的には感じていても、
完全にψ7の領域には到達していないということになる。


オコツトは次のように言っている↓

「思考こそ本源的な愛に辿り着く唯一の力だと言ってもよいでしょう」

「人間の意識進化には力と方向が必要です。
しかし、進化のための力は残念ながら
あなたがたが愛と呼ぶ情緒の中には存在していません。
情緒に動かされている愛とは意識進化の方向性のようなものです。
あなたがたが歴史の中で愛の重要性を何度となく唱えながらも、
それが有効に機能してこなかったのは、
意識が方向性だけで進化を行うことができないからです。
そこにはその方向性へと進んでいく力が必要です。
進化のための力とは、実はあなたがたが思考と呼ぶ精神作用の中にあります。
愛をかたちあるものとして見出すことが、
本当の宇宙的思考というものであり、人間に与えられた役割の本質なのです」

「愛は決して焦点の定まらぬ安っぽい情緒的衝動ではないのです。
むしろ、明晰で、強靭で、
否定し難い完全な幾何学を伴う論理であり意志であり、
確固たる宇宙的理性によってその存在証明を持たせることができるものです」


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いずれにしても「人間型ゲシュタルト」を破壊し、
人間的な愛の概念や感情を抹殺しなければならない。

と言うと少し言い過ぎで語弊があるかも知れないが、
自我(エゴ)を切り離さなければ本質は何も見えない。


人間の愛は自我(エゴ)そのものだと言えるかも知れない。

厳密に言えば、真の愛の投影の断片が潜在意識を通して、
汚染されたり歪曲したりして顕在意識(自我)に到達し、
そこでまた観念と結び付いたりしてエゴの塊となるのだ。


何だか過激な暴論を述べているようだが、
それくらい言っても過言ではないと思っている。

今まで偽の神が世界を支配してきたのだから、
今の社会は偽の愛で成り立っているとも言える。


半田広宣氏は愛という言葉が嫌いだったらしく、
ある意味でそれがスタート地点だったと言えるが、
私も反キリストを名乗っていた時代には、
人々が語る愛について散々糾弾してきたし、
特に反キリ1などでは「愛菌の駆除」を訴えていた。

人類は愛菌の感染者といっても過言ではないが、
聖者カルキが語る愛についてもう1つ、
以前記事にしたものを改めて紹介しておきたい左斜め下

愛と自己という錯覚



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posted by ZERO at 02:22| Comment(5) | 意識進化 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
変な話ですが、オコツトや解読者半田氏の言うように人間の認識がこれから変化し、自己と他者の境界が無くなれば、愛がなくても総ての他者を労りますよね(笑)。だってその時点ではもはや他者=自己なのですから。
我々の魂が、高次元の神の肉体を構成する一細胞と仮定して、その一細胞が病んだ自分自身を癒やすことは可能でしょうか?恐らく不可能ですよね。
ではどうするか?やはり現実の細胞と同じように血管を通して肉体本体や、それを構成する他の細胞達から必要なものを補助してもらうことになります。
これを人間的な感性を通して客観的に観れば、肉体(神)や他細胞(他者)からの愛で一細胞(自身)が癒やされたとも表現できますが、それは何とも感傷的な表現ではないでしょうか。
何故なら、もし病んだ一細胞を放置して仮に癌化すれば、一番困るのは肉体(神)や他細胞(他者)だからです。
つまり愛があるから、そうしているというよりは肉体(神)や他細胞(他者)も自身の幸福のために、一種利己的に(一見する利他的ですが)そうしていると理解できます。
ただし利己的に見えるのも今の我々だから、そう見えるのです。自己=他者の認識では利己的や利他的という認識すら起こらないのでしょうね。
まあですから、あるがまま、自らに与えられた役割を演じきれば、「愛」など叫ばなくても他者も自己も、そして神をも救えるですから、ただ黙々と自らの道を行きましょうか。
乱文お許し下さい。
Posted by ポン太 at 2015年07月29日 23:39
ZEROさん、初めまして、スクルージと申します。
数ヶ月前から、ZEROさんのブログを拝見させて頂いております。

そして、とても共感・勉強させて頂いております。

私も内観により内外反転を経験し、内観によりカルマを浄化中です。
カルマが強烈で、浄化に挫けそうな時期がありましたが、ZEROさんのブログを拝見しながら、山を越える事が出来ました。これからも日々、浄化を続けて行きます。

ブログを書いてくださり、ありがとうございます。
これからも楽しみにしております。
Posted by スクルージ at 2015年07月30日 18:47
ポン太さん、こんにちは。

そうですね、結論的に仰っている通りだと思います。

1つだけ逆説的ですが、
高次元の神が我々の体内に存在するという一面と、
ガンに感謝してガンを克服した人が何人も存在するという事実から、
真逆の観点から考察してみるのも良いかも知れません。



スクルージさん、こんにちは。

内外反転を経験しましたか、凄いですね!
その感覚を意識しながら日常生活の中で内観する習慣をすれば、
意識進化のスピードが加速しますのでガンバってください^^
Posted by ZERO at 2015年08月01日 00:38
ううんちょっとさみしいですね。理論でなく現実で考えてみては。。。
自分はそこらへんの小さな子供でああこの子一度も親に愛されたことがない!とか、ある程度大きくなった朗らかな社交的な青年でも幼少期に親に愛されなかったことが陰になっている人も「普通に」見つけたりします。探さなくえも、です。それを精神世界系の理屈で幻だとか言っても事実は事実、現実は現実ですから。。。
ただ自分も何でか覚えていませんが恋愛関連で検索した時、一度議論、相談の全て政治に見えて大笑いしたことがあります。どこかの教授も「婚活」と言ってただの「計算」ではないかと論じているらしいです。そういう意味では精神世界系の愛の定義も計算に聞こえます。論の正しさだけが理屈で根拠と言う心がない。
ある意味、自分が誰かを、何かを愛している、と言うときは即決自己表現です。別に自己陶酔とも限りません。相手が自分を愛している、と言う時彼も愛を通して自己表現をしています。巷でも愛のない人、愛のない行為を見つけるのは実に容易です。相手を、現実を受け入れていないと、そうなります。よってそれらで世の中はあふれています。だから現状からして愛はとても貴重です。逆に言えば何故こんな単純なことが理論になるのか、ということです。やはり打算なのでしょう。(俗に言うソウルメイトの話はまた別です。いずれ機会がありましたら)
Posted by Maki at 2015年08月07日 12:59


>自分はそこらへんの小さな子供でああこの子一度も親に愛されたことがない!
とか、ある程度大きくなった朗らかな社交的な青年でも幼少期に親に愛されなかったことが陰になっている人も「普通に」見つけたりします。

→それはよく感じることですが、
人間は誰もがもっと本質的な愛によって誕生し、
そして生かされている存在なので、
それをいかに感じ取れるかということが課題ですね。

人それぞれ対処の仕方が異なるので難しい部分がありますが、
やはり無条件に親に感謝する訓練が基本だと思います。
Posted by ZERO at 2015年08月09日 01:18
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