2014年08月20日

イエス・キリストの処刑と白魔術の代償

イエスは12使徒の前で自らの死と復活を宣言した時、
次のように語っている↓

「はっきり言っておくが、
あなた方のうちの一人がわたしを裏切ろうとしている」

(「マタイによる福音書」第26章21節)


そして、イエスはパン切れを取り、
これを与えた者が裏切ると述べてユダに差し出した。

ユダがパン切れを受け取ると、イエスは、
「しようとしていることを今すぐしなさい」と言った。


ちなみに、「しなさい」という命令言語は
破壊エネルギーなので、教育現場でも言葉を選ぶべきだ。EPSON084.JPG


さて、聖書ではここまでのことしか分からないが、
イエスがユダに裏切られて処刑されることが分かっていた。

未来を見通す偉大な予言者だったイエスは、
当然のことながら、そのくらいのことは分かっていて、
それによって人類の罪を贖う使命を自覚していた。


普通、そのような教義を信じるのはキリスト教徒だけだが、
私はキリスト教徒ではなく、むしろ反キリスト教徒であり、
「信じる・信じない」という信念の枠も超えた立場にある。

ただ、伝説のヒマラヤ聖者の話によると、
イエスはカルマの法則を超越していたが、
主に使徒たちのカルマを解消するために、
あえて処刑されることを選択したのだという。


そして、十字架で「5次元の入口」を示唆し、
死後復活して昇天するというパフォーマンスで、
未来の変換人の進化を予型として示したのである。

また、1970年代にエジプトで発見された
聖書外典「ユダの福音書」の写本の解析が進み、
ユダの裏切りがイエスの指示だったことが記されている。

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私も直感的にそう思っていたので、
そのことは神仙組で書いたことがあると思うが、
1つだけ不可解な謎があった。


イエスが十字架で処刑される時、
正午から太陽が光を失い、15時まで続いた。

そして、15時にイエスが大声で
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」と叫んだ。


「わが神、わが神、なぜ私をお見捨てになったのですか」
という意味である。

どう考えても、イエスがそのような事を言ったとは思えないので、
「これは聖書が改竄された結果である」と私は仮説してきたが、
どうやらそれは無知な凡人の勝手な発想に過ぎないようである。

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イエスは15時になった時に、
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」と大声で叫んだが、
これを聞いて「彼はエリヤを呼んでいる」と言った人もいた。

その時、イエスは大声で、
「事は完成された!」と叫んで息を引き取ったという。


すると、神殿の垂れ幕が上から下まで2つに裂け、
地が震え、岩々が裂け、人々は
「本当にこの人は神の御子だった」と言って恐れた。

それが何を意味するのかは分からないが、
深遠なる意味のある「雛型経綸」だった可能性がある。


昔買ってまだ読んでいない本なのだが、
飛鳥昭雄氏の著書で、
『言霊でしか解けない聖書』という本がある。

それに書かれているかどうかは分からないが、
飛鳥昭雄氏なら「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」
の謎を解明しているかもしれない。

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それはそうとして、
「ルシファー宣言」をしたイエス・キリスト
の中で書いた通り、私はイエスの処刑(贖罪)について、
「ルシファー自らのカルマの刈り取り」と解釈している。

飛鳥氏によると、呪いの藁人形はカッバーラ
(ユダヤ教神秘主義)に基づく呪術で、
イエス・キリストの処刑が原型になっているという。


従って、イエスの処刑は、
イエス自身が企んだ呪術ということになるが、
『失われた堕天使「ルシファー」の謎』に、
興味深いことが書かれているので紹介しておきたい↓

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魔術

悪魔と聞いて、
「魔術」を思い浮かべる人も少なくないだろう。
魔法円などの特殊図形を描いたり、護符を作ったり、
果ては天使や悪魔を召喚して、自分の願いを成就させる。

神秘的な道具、怪しい呪文、そして厳正なる儀式。
それらは、あらゆる魔術に共通する。

西洋魔術はもちろん、東洋や太平洋諸国、アフリカなど、
魔術の根底には確固たる神秘思想が流れている。
いうまでもなく、それは「カッバーラ」である。

カッバーラは「ユダヤ教神秘主義」と訳されているため、
西洋魔術的なイメージが強い。が、実際は洋の東西問わず、
世界中の宗教や神秘思想のベースになっている。

よく人は魔術に「白魔術」と「黒魔術」があるという。
白魔術は人の幸せを願う魔術である。
肉体を傷つけて、血を流したりすることはない。
生贄などはまっぴら。常に神聖なる儀式に則って行なわれる。

一方の黒魔術は人を呪うための儀式である。
生贄や藁人形など、相手を傷つけ、殺したりする。
儀式は淫乱で悪趣味。
血や汚物にまみれて執行されるという。

それゆえ、魔術を行なっている人の多くは、
自分が行なっているのは白魔術であり、
黒魔術ではないと言い、自らの行為を正当化する。

しかし、キリスト教会は魔術を認めない。
魔術は悪魔の術であり、近づいてはならないと警告する。
極端な例では魔法円はもちろん、護符やおまじないまで、
悪魔的であるとして否定する。

教会が根拠とするのは『新約聖書』の魔術師シモンである。
彼は魔術を使って、多くの人を驚かせ、
偉大な人物であると称賛されていた。

そこへ、ヨハネを連れたペトロがやって来て、
彼にこう言っている、

「お前の心が正しくないからだ。
この悪事を悔い改め、主に祈れ。
そのような心の思いでも、
赦していただけるかもしれないからだ。
お前は腹黒い者であり、
悪の縄目に縛られていることが、わたしには分かっている」

(「使徒言行録」第8章21〜23節)

つまり、魔術師は悪の縄目の縛られている人間、
はっきり言えば悪魔に魂を売った人間だというのだ。
魔術によって、人が救われるとか、病気が治るとか、
そんなことは問題ではない。
魔術を行なったこと自体が問題なのだという。

実際のところ、魔術はいいのだろうか悪いのだろうか。
結論から言えば、両者はともに正しく、そして間違っている。
両者の意見の食い違いは、
そもそもカッバーラの決定的な理解不足に原因がある。

まず、魔術の根底はカッバーラである。
白魔術と黒魔術の決定的な違いは、
最終的に「生命の樹」か「死の樹」かの違いに行き着く。
「生命の樹」と「死の樹」は表裏一体である。
行われる儀式は正反対だが、鏡像を通して構造は同じである。

特に重要なのは、白魔術も黒魔術も、
同じく生贄が要求されることを肝に銘じてほしい。
白魔術だからといって、生贄は必要ないというのは嘘。
品物を買う時に代金を支払うように、
魔術を行なう以上は代償が必要である。

かつて、絶対神ヤハウェはイスラエル人と契約を結び、
ユダヤ教が成立した。
イスラエル人が「十戒」など律法を守れば祝福を与え、
破れば呪うという約束がなされた。

つまり、イスラエル人は祝福される代わりに、
律法を守ることが要求されたのである。
しかも、その律法には、自分たちの罪を取り除くために、
牛や羊などの生贄を捧げるようにと記されている。

カッバーラにおける最大の生贄は、
御父エロヒムの息子イエス・キリストである。
イエスは人類の罪が許されることを条件に、
自らの命を犠牲として捧げたのだ。
これこそ、白魔術の究極である。



転載終了

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もっと言えば、肉料理を作ったり、
肉食をするのも黒魔術の儀式ということになるが、
ここで1つ指摘しておきたいことがある。

私は常々、ユダヤ教徒やキリスト教徒が信仰する
唯一神ヤハウェ(エホバ)は悪神だと主張しているが、
ユダヤ人が契約したヤハウェが、
牛や羊などの生贄を求めたことからも分かるだろう。


また、その主(ヤハウェ)が与えた「十戒」の筆頭に、
次のように戒められている。

「わたしのほかに神があってはならない」


その理由は、主が「妬む神」であることが示され、
戒律を破れば激しい怒りをもって、
イスラエルの民を苦しめたり、命を奪ったりした。

それを「悪魔」と呼ばずに何と呼ぶのだろうか……。
その正体はアマルナ改革を起こした
アトン一神教祖「アクエンアテン」の霊であろう。


あまり長くなると読者も読むのが大変だろうし、
私もいろいろと多忙なので今回はこの辺で……。


興味があれば、以下の記事もお読み頂きたい↓

幽界の仙人「ヤハウェ」の謎
大量虐殺を犯したモーゼの十戒の謎
ルシファーの子「キューピッド」とヤハウェ悪魔疑惑
ヤハウェに殺されかけたルシファーの預言者「モーゼ」の謎
神社巡りの恐怖とモーセに預言を与えた唯一神「アトン」の正体と多信仰の弊害と多神教のススメ!


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posted by ZERO at 06:14| Comment(5) | 歴史・アカシックの修復 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ
Posted by 大松 at 2014年08月20日 08:18
イエス様は本当に処女から生まれたのでしょうか?
Posted by パン at 2014年08月21日 23:40
パンさん、こんにちは。

ニワトリもメスだけで卵を生むので、
その気になれば人間も不可能ではないでしょう。
その卵は無精卵なのでヒヨコは生まれませんが、
イエスは天の父の霊が宿ったので人間として誕生しました。

また、聖母マリアは天使ガブリエルから受胎告知を受けて懐妊しました。
ということは、想像妊娠だった可能性もあります。
普通、想像妊娠は症状だけですが、イエスは「信じれば山をも動かせる」と説きました。
信念の力で山を動かせるなら、人を産むことも可能だと思います(笑)

実際のところ、イエスの処女懐妊伝説は、天文学的な太陽神の神話の投影で、
実際にはガブリエルという名の大祭司との間に生まれた子のようです。
マリアにはヨセフという旦那がいたので、イエスは不貞の子ということになります^^;
略して「貞子」(笑)いや、「不貞子」なので怨霊ではない、やはり神の子です^^
Posted by ZERO at 2014年08月22日 21:04
「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」

についてですが

もしや…と思って

「秀思學 エリ、エリ、レマ、サバクタニ」

で検索したら、ヒットしましたよ(笑)
(↑「また秀思學かい!」とは言わないでくださいね…(笑))


ZEROさんの求めてる答えの参考にはならないかもしれませんが…。

Posted by クワトロ・アープ at 2014年08月28日 14:10
「秀思學 エリ、エリ、レマ、サバクタニ」

読んでみました。

私の求める答えではありませんでしたがユニークですね^^

イエスは人類の罪を背負ったということは、
イエスは人類そのものということになります。

少なくとも、イエスの世界では人類はイエスの投影でした。
つまり、イエスの処刑は人類の処刑でもあったのです。

「エリ、エリ、レマ、サバクタニ」は終末の人類の悲痛な叫びで、
それがイエスの言霊によって実現し、
死後復活するというシナリオの雛型神劇だったと思われます。
Posted by ZERO at 2014年08月29日 02:16
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